EDの定義とは?

EDという病気にはさまざまなイメージが持たれている現状がありますが、この病気はただ単純に「自分はEDだ」と言うだけでそう診断されるわけではありませんし、ましてや他人に「あなたはEDだ」と言われただけで診断されるようなものではありません。診断を受けるまでにはいくつかの条件を満たしているとして判断できる状況が無くてはなりませんから、この「EDとして診断される条件」がこの病気の定義であると言えます。ではその定義としてはどういったことが挙げられるかと言うと、これはシンプルで「性行為に際して十分な勃起ができない、もしくは勃起ができたとしても維持ができずに性行為に満足を感じることができない状態」とされているのです。そのため例えば「自慰の際には勃起ができるのに性行為になると勃起ができなくなる」という状態でも条件は満たしますし、また「性行為の最中に勃起が維持できなくなってしまう、いわゆる中折れが発生してしまう」という状態もやはり条件を満たすわけです。ちなみに「性行為に際して勃起をすることはできるし性行為を行うこともできるが、勃起するまで非常に時間がかかる」というのもEDの一種であるとして診断されることがあります。一般的なイメージですとEDは勃起そのものができない状態を指す言葉として使われているのですが、実際のところ勃起ができたとしてもEDであると診断される可能性はあるわけです。またその原因としても肉体的不調が原因となる器質性、精神的不調が原因となる心因性、また薬の副作用によって勃起が妨げられる薬剤性などがあり、年齢に関係なく男性であればだれでも引き起こすリスクが存在している病気であることも忘れてはならないEDの特徴です。

特定の人にだけ勃たないのもED?

EDは精神的なストレスによって起こる心因性と、身体に何かしらの異常が起こることで発症する器質性の2種類が存在し、さらに特定の治療薬の副作用によって起こる特殊な薬剤性のEDがあります。高齢化するにあたり糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まるため、血行障害によって器質性のEDが起こりやすくなります。しかし、精神的なストレスというのは何も仕事だけに限らず、家庭内の問題にも影響を受けやすく、家庭環境によっては妻に対して恐怖を感じたり、場合によっては興奮できずに勃起しない心因性が原因で起こることもあります。恐妻家という言葉があるように、妻に対しての恐怖が強いと、仕事が終わっても家に帰りたくない、休日もひとりでどこかに出かけるという人が近くにいるはずです。こうした人は過度なストレスを感じているため、ここでは妻を特定の人として勃起ができない状態になります。ストレスは恐れという感情に起因しており、妻に恐怖を感じる以外にも、性行為が1度失敗すると、次も失敗するのではという不安も同じような精神の働きをします。つまり、妻との性行為で上手くいかず、繰り返し失敗を行うと、もう性行為が不可能だと身体が勝手に考えて勃起できなくなるのです。これが妻だけでなく全ての女性に当てはまると、一般的な心因性となりますが、精神がどの部分で働くのか分からないので、実際に確認するのは難しくなります。逆に不倫相手が居たとして、その相手には問題なく勃起できるような状態が「状況型の心因性」となります。また、特定のプレイ、シチュエーションでしか勃起できないというのもこれにあたり、不倫関係が興奮するので特定の相手だけしか勃起できないのも同じ状態です。

EDの主な原因は何がある?

年齢を重ねれば、ペニスの元気が減退していくのは自然現象です。20代と50代で同じ勃起力は絶対にありえません。年齢に比例してお肌は老化しますし、動脈硬化も進行します。老化現象を食い止めることは誰にもできません。そのため、老化による勃起力の減退に関しては、EDとはみなさないのが普通です。一般的な原因で多いものは血行障害です。EDは陰茎の病気ではなく、血液の疾患と考えたほうがよいでしょう。ペニスを勃起させるための血液が不十分になり、硬度を保てなくなるのがEDなのです。ペニスを指で強く圧迫すると、勃起力が減退するのがわかるでしょう。脂質異常症、高血圧、糖尿病などは、いずれもEDの原因となります。肥満やメタボの方にEDの割合が多いのは、血行障害も併発している可能性が高いからです。肥満だと血液もドロドロになりやすいので、勃起時に陰茎海綿体に必要十分な血液を送り届けることができなくなり、それにより勃起力が減退してしまうのです。血行障害以外では心因性の要因が大きく関係しています。ストレス、うつ病、不安、怒りなどの負の感情はいずれもEDを促進させます。人間のカラダは過度のストレスを感じると、本来の機能を発揮できなくなるのです。例えば、疲れていると熟睡できそうに思えるでしょうが、実際は疲れすぎていると寝つきにくいのです。ストレスも同じく、溜まりすぎると睡眠障害を招きます。睡眠不足はストレスを招いて、EDを促進するので注意しましょう。人間のカラダは睡眠リズムが崩れるだけで、本来の機能を発揮できなくなります。EDを治すためには、睡眠の質を高めていくことが欠かせません。1日8~9時間くらいは睡眠時間を確保したいものです。

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